【小脳扁桃ヘルニア】
【脳ヘルニア!?なんじゃそりゃ?】 - 脳腫瘍を患った僕の続き。
手術室へ運ばれる前に
医師や看護師さん達の焦りようから
(本当に危ないんだな)と悟りました。
僕の心の中では
(もう手術から目覚める事はないだろう。
短い人生だったなぁ〜 もう少し生きたかった
向こうの世界はどんな感じだろう
姉と会えるだろうか)
などと考えていると
妻が医師達からの説明を受けて戻ってきました。
妻は僕の手を握って
『絶対に大丈夫!』と言ってくれました
その言葉がどれほど心強かったか
涙が溢れそうになりました。
その言葉のお陰で
(絶対に目覚めてやる!)と思えました
この時、妻への感謝の思いが込み上げてきて
もしかしたらこのまま逝ってしまうかもしれないから
《ありがとう》と伝えないといけないと強く思いました。
しかし意識がもうろうとしてきて 声が出ずに
握った手を強く握り返す事しか出来ませんでした。
姉の最後の時もこんな気持ちだったのかな?と思いました。
意識が途切れる前に 手術室ではない場所へ移動し
病衣を脱がされ麻酔薬を投与されて直ぐに眠りました。
目が覚めると3度目のICUでした。
今回の手術の説明書によると
診断名は[小脳扁桃ヘルニア]との事。
続きはまた次回書きます。
それではまた!
宜しくお願いします↓