脳腫瘍を患った僕

小脳血管芽腫という 稀な腫瘍を患いました。闘病記を綴っていこうと思います。誰かの力になれれば幸いです。

❴医療費が払えない場合に利用できる制度❵

前回の記事

{高額療養費制度の申請の手順} - 脳腫瘍を患った僕

に書いていたように

限度額適用認定証を先に発行出来なかった場合

後に申請すれば、自己負担限度額以上の分は払い戻されるのですが

払戻されるまでに3ヶ月程かかります…

そして、医療費を先に支払っておかなければいけません(*_*)

入院や手術となり精神面で打撃を受け

さらに金銭面でも打撃を受けてしまうのは

とても耐え難い事です。

もし僕が、先に限度額適用認定証を発行していなかったとしたら

手術を5回行ったので、その他諸々で何百万円でした(ʘᗩʘ’)

払い戻されるとはいえ、そんな大金払えません…


そんな時に利用できる制度が、二つあるようなので記載しておこうと思います!


一つ目は、[高額療養費貸付制度]

こちらの制度は、払い戻される額の8割に相当する額を、無利子で借りることが出来るという制度です。

貸付と言うよりか、高額療養費の払い戻しを早めるといった感じ(^^)


そして二つ目は、[高額療養費受領委任払い制度]

こちらの制度は、医療費を支払う事が困難な場合に

自己負担限度額以上の分を、保険者(国保•協会けんぽ•保険組合)から医療機関へ直接支払ってもらう制度です。

なので病院での支払いは、自己負担限度額以上にはなりません。

限度額適用認定証を発行した場合だと、申請した翌月以降の診療分からの適用となりますが

高額療養費受領委任払いの場合は、申請した月以前の診療分から適用することが可能です(^^)


こういった制度を利用する事で、金銭面での打撃から免れます!


しか〜し!

この制度が利用出来るからと油断は禁物(-_-;)

なぜなら、高額療養費の対象にならない医療費もあるから…

入院中の食費や差額ベッド代、先進医療の技術料は対象外なんです(~_~;)


入院中の食費は、入院時食事療養費という制度を利用する事で負担を減らす事が可能ですが

差額ベッド代は、術後は大体が一人部屋となる為、免れる事は出来ません…

1人部屋と4人部屋の差額は、一日で5千円以上にもなります┐(‘~`;)┌

そして1番高額になるのが、先進医療の技術料!

何百万円にもなる事があります。

こういった部分を補う為には、やはり民間の医療保険に加入しておくしかありません。

以前の記事でもお伝えした事がありますが

民間の医療保険に加入するのなら、病気になってからでは遅いのです!

もし、まだ加入していないという方が居られましたら、早めに検討されて下さい。

それではまた!


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