脳腫瘍を患った僕

小脳血管芽腫という 稀な腫瘍を患いました。闘病記を綴っていこうと思います。誰かの力になれれば幸いです。

【入院前に行うべき事】

最初に行った病院で

小脳血管芽腫だろうと言われてから

病気の事を色々と調べました。

医療費が高額になるとの事。

何か免除できるようなものは無いか調べると

高額養療費制度というものがありました。

《高額養療費制度》とは
医療機関等の支払いが高額になった場合

[協会けんぽ]や[役場]に電話をして

書類を送ってもらい申請するか

ネット上から申請書データをダウンロードし

印刷して協会けんぽや役場に送付しても大丈夫だそうです。


申請してから自己負担限度額を

超えた額が払い戻されるというもの。

(個人の収入によって自己負担限度額の上限が違う)

※入院時の食事代や病院着·ベッド代などは別になります。

退院後に払い戻されるようなので

退院時の一時的な支払い額は 大きなものになるらしい。



最近引っ越したばかりで

家具家電を買い揃えたばかりの

僕の家にはそんな大金ありません。


さらに調べていくと

先に申請すると《限度額適用認定証》という

証明書のようなものを発行してもらえ

保険証と一緒に病院窓口に提出する事で

1ヶ月間の負担額の上限が決まり

そこまで大きな額になることはないとのこと。


個人の収入額により 医療費の上限額が決まるというようなもので

同月に他の病院にかかった場合は

合算はできないようです。


70歳以上から75歳未満の方では

[高齢者受給者証]をお持ちだと

病院窓口に[健康保険証]•[高齢者受給者証]•[限度額適用認定証]を提出して下さい。

収入が現役並みの場合は

限度額適用認定証は発行できないようです。

申請する際に 必要な物はとくに無く

申請書を提出するのみで

限度額適用認定証は申請書を提出してから

約1週間程度で協会けんぽの方から自宅に送られてきます。

あとは病院窓口で健康保険証と一緒に渡すだけ!



そして次に行ったのが

《傷病手当金》の申請

これは業務外の病気や怪我等で

労務不能と診断されてから 生活を保証するために設けられた制度らしく

働けず収入が0円になり毎月の支払い等が出来ない…

なんてことにならないよう早めに申請する事をオススメします。


まず最初に待機期間が3日間ないといけないようで

仕事を休んでからの最初の3日間は

待機期間になり 4日目からの期間が支給対象となります。


傷病手当金の受給は

最長で1年6ヵヶ月で 前12ヶ月間の平均月収の約3分の2程度受給できます。


会社から傷病手当金支給申請書をもらい

氏名•住所•振込口座•マイナンバー等を記入し押印

医師に養療担当者記入欄を埋めてもらい

労務不能であると記入してもらう。

あとは会社に渡し 会社側の必要事項を記入してもらい

会社側からか 一旦書類を受け取り

戸籍抄本かマイナンバー等のコピーと本人確認書類のコピー(運転免許証やパスポート等の顔写真付き書類)を

一緒に協会けんぽの方に送り申請が完了。

※記入を訂正する場合は 訂正印を忘れずに!


入院をすると金銭面が心配になりますよね。


できるだけ利用できる制度は利用して

負担を最小限に抑えたいものです。

他にも色々な制度があるようなので

小脳血管芽腫を発症してしまった方々や

同じような病気を患ってしまった方々が

利用できるような制度があれば

また報告したいと思います!


それでは今回はこれで!

宜しくお願いします↓


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