脳腫瘍を患った僕

小脳血管芽腫という 稀な腫瘍を患いました。闘病記を綴っていこうと思います。誰かの力になれれば幸いです。

{またしても夢叶わず…}

大学病院で再発の告知を受けた翌日の事。

祖母が家に遊びに来る予定と

テナントの契約をする予定になっていたので

テナントの管理事務所付近で祖母と待ち合わせ。

待ち合わせ時刻より1時間程早めに行き

テナントの管理事務所へ、契約出来なくなってしまった事を伝えに行きました(─.─||)

管理事務所を出た僕は、涙が溢れそうになりましたが何とか堪える事ができ

その後、祖母と合流し買い物等を済ませて昼食を摂りに飲食店へ。

食事を摂りながら会話をしていると

今日がテナントの契約日だという事を、祖母がふと思い出したようで

『契約は済ませてきたとね?』と聞いてきました。

僕は『ここで話せんけん、帰ってから話すけん』と言いました。

祖母は何かを悟ったように頷きました。


そして家に帰ってから、再発の事を話し

今後、理髪店の開業は難しいと話しました。

話を聞いた祖母は、頭を抱え込んで「どうして孫達ばっかり…」と泣き出しました。

姉の事もあるので特に悔やんだのだろうと思います…

祖母は普段とても強い人なので、今までに祖母が涙する所なんて見た事がありませんでした。

なので、とても驚きました…⊙﹏⊙

そして、泣かせてしまったという事を悔やみ僕も涙しました(~_~;)


根治の難しい病気を患うと、心の底から悔やみが込み上げてきます。

何がいけなかったのか?どうして自分なのか?何故今なのか?

腫瘍(病気)って何なんだ!!

と悔しさ•怒り•虚しさ等の感情が…

何のせいでも誰のせいでも無い事なので

考えること自体が無意味┐(´д`)┌

分かってはいるのですが、それでも考えてしまい

今、手のひらに頭の中にある腫瘍があるとするならば

ひねり潰したいぐらいಠ益ಠ笑

根治の難しい病気と戦っておられる方やご家族の方は

同じような事を思った事があるのではないかな?と思います。

それではこれで!


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