脳腫瘍を患った僕

小脳血管芽腫という 稀な腫瘍を患いました。闘病記を綴っていこうと思います。誰かの力になれれば幸いです。

〈放射線科受診〉

治療方針が決定してから、放射線科を受診しに行きました。

何度も行った事のある病院ですが、大学病院というだけあって、広過ぎて毎回の様に迷子になりそうになります(-_-;)

総合案内で場所を聞いてみた所

床に貼ってある赤いテープを辿るといいと教えてくれました。

言われた通りに赤いテープを辿り、テープに気を取られて何度か人にぶつかりそうな場面もありましたが、なんとか到着。

入口には放射線科(ライナック室)と書いてありました。

受付に予約表を渡して暫く待っていると

看護師さんが2枚の問診票を持ってやって来ました。

いくつか質問されましたが、どういった質問だったのか

問診票の内容の方も、どんなものだったのかは全く思い出せません(+_+)

そして待つ事約40分…ようやく名前を呼ばれました。

ここは診察室なのか?と思うような入組んだ部屋へ案内されると

僕より若そうな医師と看護師が1名ずつ居ました。

そして、放射線治療機器の小さな模型を使って、どのように治療を行うのかを詳しく教えてくれました。

治療機器の名前は、入口に書いてあった[ライナック]という機器のようです。

医師の話によると、小さな腫瘍なので強めの放射線を集中的に照射する事が出来るそうで

後遺症や副作用は殆ど出ないだろうとの事(^^)

副作用が出たとするなら、倦怠感·吐気·目眩·少量の脱毛ぐらいらしく

極めて稀に、腫瘍付近の脳が壊死したり、他の場所に悪性腫瘍(癌)が発生する場合があるそうです。

腫瘍付近の脳が、もしも壊死してしまった場合には

放射線治療後の一年以内に後遺症としてじわじわと出てくるようで

現在では、良い治療薬もあるので心配は無いと言っていました。

しかし極めて稀だとはいえ、僕の頭の中にある腫瘍と発生場所も極めて稀らしいので

もう既に、極めて稀が2つも発生している状況…

なので、極めて稀だと聞いて安心は出来ません┐(´д`)┌


そして、少し不安に思った事が…

医師が若かったので、母が不安に思ったようで

『失礼ですが、ご経験はどの位あるのですか?』と質問しました。

すると医師が、『そこまで多くはありませんが、誰がやっても変わりません』と言いました。

変わるのか変わらないのか、実際の所は素人には分かりませんが

その言葉に不信感をいだきました(・o・;)

更に、質問後からは機嫌が悪くなり、ふてぶてしくなりました。

なので、この医師に委ねたくないなと思いましたが

今更セカンドオピニオン出来そうな感じではなかったので治療を受ける事に…


よく思うのですが、この様な重大な選択をする場合

もう少し選択の猶予があっても良いのではないか?と思います(-_-;)


話を戻しますが、また数日後に来る様にと言われました。

次は、放射線治療を行う際に、頭を固定する為のマスクを作るとの事。

そして、放射線治療の日程も決まり、診察は終了。

放射線科を、初めて受診した時はこの様な感じでした。

それではまた!


応援宜しくお願いします↓
にほんブログ村 病気ブログ 脳腫瘍へ
にほんブログ村


脳・神経・脊髄ランキング